野菜の備蓄を始めよう!災害が起こる前にできる事とは?

 

災害時の食事というと、あなたはどんなものを思い浮かべますか?

 

お湯を注げば食べられるカップ麺やレトルト食品、乾パンなどを思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。

 

一時的な避難であればこのような食事で乗り切ることができるかもしれませんが、長期にわたる避難生活でこのような食事が続くと栄養が偏ってしまいます。そのようなことにならないためにも、日頃から野菜の備蓄をしておくことが大切となってくるのです。

 

でも「野菜って生鮮食品だし、備蓄できるの?」なんて思う方もいると思います。

 

この記事では、災害時に野菜が不足すると起こりやすい体への影響や、その対策として災害が起こる前に家庭でできる備えについてご紹介していきます。

 

 

野菜が不足すると体へ起こる影響は?

 

野菜は厚生労働省の「健康日本21」によると、大人1人の摂取目安を1日350g以上と定められています。この量は一般的な日本の食事での小鉢5皿分に当たります。

 

災害時は野菜などの生鮮食品が手に入りにくく、健康を維持できる目安の量を摂取しづらい状況です。そのためビタミン・ミネラル・食物繊維などの栄養素が不足しやすくなります。

 

それではこれらの栄養素が不足するとどうなるでしょうか?具体的に起こる健康被害を見ていきましょう。

 

疲れがたまりやすくなる

ビタミンは糖質や脂質をエネルギーに変える働きがあります。特にビタミンBには疲労回復効果があるため、不足すると疲れが取れにくくだるさを感じやすくなります。また、鉄分が不足することにより貧血を引き起こします。

 

免疫力が低下する

人間の体で作り出される活性酸素は免疫として働く一方、生み出され過ぎると細胞を傷つけて心血管疾患やがんなどの生活習慣病を引き起こします。

 

野菜から摂取できるビタミンには抗酸化作用があり、体の中の活性酸素を取り除いて免疫力を高める効果があるので、不足すると免疫力の低下につながります。

 

腸内胃環境が悪化する

大腸に生息している善玉菌は食物繊維をエサとして増えていきます。

 

食物繊維が不足することにより善玉菌が減り、相対的に悪玉菌が増え腸内環境が悪化して便秘や下痢を引き起こします。

 

その他にも、味覚障害や骨粗しょう症・肌荒れなど、野菜が不足するとさまざまな健康被害が起こりやすくなってきます。

 

 

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家庭でできる野菜の備蓄

 

災害時にもビタミン・ミネラル・食物繊維などの栄養素をバランスよく摂取するために、どんな食材を備えておけば良いでしょうか?

 

具体例をご紹介していきます。

 

野菜ジュース

野菜ジュースは「保存できる野菜」として便利です。野菜ジュースは子どもでも手軽に飲むことができ、野菜を簡単に摂取することができます。

 

また、野菜ジュースはパックのものより缶入りの方が賞味期限が長く、備蓄に適しています。

 

ただし、市販の野菜ジュース(特にトマト系の野菜ジュース)は塩分を含むものが多いので、高血圧気味の方は塩分の摂取量に注意が必要です。

 

また、野菜ジュースは、果物類が入っている場合は素材そのものに含まれる糖質があるため、砂糖を加えていない製品でも甘く、糖分が含まれていることが多いです。体質や持病を持っている方は、果物類を含まないものや、野菜のみで塩分も含まないものを選ぶ必要もあります。

 

 

 

日持ちする野菜・果物

イモ類や玉ねぎ、ごぼうなどは冷蔵庫でなくても比較的保存が効くので日頃からストックしておくと重宝します。

 

りんごやみかんなどの果物は、ビタミンが摂取できるのでおすすめです。

 

乾物

海苔やワカメ・ひじきなどの海藻類、切り干し大根など日頃の食事にも取り入れやすいものがたくさんあります。特に海藻はミネラルを多く含む食材です。

 

パック缶詰や瓶づめ

カットトマトやコーン缶、ピクルスの瓶づめなど、スーパーでも簡単に手に入ります。

 

フリーズドライスープ

お湯を注いで食べられるみそ汁やスープにもフリーズドライの野菜などが使用されているものを選ぶと、災害時でも手軽に野菜を摂取できます。

 

 

ドライフルーツや果物の缶詰、ナッツなど

これらの食材も保存が効きそのまま食べられるのでおすすめです。

 

ただし、ドライフルーツや果物は糖分が高く、ナッツは脂質が多くカロリーも高いため食べ過ぎには注意が必要です。

 

 

まとめ

災害時に家族の健康を守れるように野菜の備蓄をしておきましょう。このような食材を日頃の食事に取り入れ食べ慣れておくと良いですね。

 

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