【高齢者の防災グッズ】最低限必要なものリスト一覧

 

高齢者の方は、いつ来るかわからない災害にハラハラしてしまう方も多いと思います。

 

「地震がいつ来るか、わからないから不安」「台風って何を準備すればいいのか」

 

ここでは、そのような不安を少しでも減らすため、高齢者の方の防災グッズに最低限必要なものについて解説します。

 

 

高齢者に必要な防災グッズ

高齢者の方に必要なグッズをまとめました。想定されるのは、外出先、家にいて避難する必要がある時です。

 

・携帯(本人または付き添い人(家族含む)普段から持ち歩くもの)

・一次(防災リュックに入れて持ち出すもの)

・二次(家に置いておく備蓄品)

 

品名

携帯

一次

二次

大人用紙おむつ

(または携帯トイレ)

2回分

5回分(1日分)

15〜35回分(3〜7日分)

めがね・老眼鏡

常備薬・服用中の薬

1日分

1日分

お薬手帳

ウエットティッシュ

小:1パック

大:1パック

大:2パック

入れ歯洗浄剤

1日分

1パック

 

 

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高齢者に必要な防災グッズを1つずつ解説

大人用紙おむつ(または携帯トイレ)

1人で排泄が困難な方や失禁症状のある方、認知症の方、介助を受けている方は、大人用紙おむつを入れておきましょう。また、尿取りパッドを併用している方は、尿取りパッドを一緒に入れておきましょう。

 

おむつを必要としない方は携帯トイレを入れておきましょう。携帯トイレは非常用持ち袋だけでなく、自宅の備蓄品としても必ず備えておきましょう。携帯トイレがないと、断水などで水洗トイレが使えず、排泄(特に大便)に困ることが想定されるためです。

 

 

簡易トイレと携帯トイレの違いについてはこちら

防災コラム

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めがね・老眼鏡

めがねや老眼鏡は、日常で使うものとは別のものを入れておきましょう。

 

起きている時はめがねや老眼鏡をかけていても、寝る時にははずしますよね。就寝中に地震が起こったら、めがねや老眼鏡をかけるのが困難になる可能性があります。

 

特に老眼鏡は必要な時だけに使うことが多いので、遠近・老眼に対応した度数を調整できるめがねを防災リュックにいれておくことがおすすめです。

 

常備薬・服用中の薬

飲まないと支障をきたす薬は必ず防災セットに入れておきましょう。チャック付きの袋や小分けの袋に3日分程度入れておくことがおすすめです。特に、心臓の発作予防やぜん息など、命に関わるような薬を使っている場合は7日分を備蓄しておくと安心です。

 

薬を小分けする際は、1回分または1日分の薬を袋に入れておくと、飲み間違えを防ぐことができます。災害時には、普段何気なくできていることができなくなる可能性があるためです。特に、1日に3回(朝・昼・晩)にそれぞれ違う薬を飲んでいる場合は、3回分の薬をそれぞれの袋に入れ、飲む時間帯を袋に書き、3回分の袋が入る「1日分」と書いた袋にまとめて入れることがおすすめです。

 

また、防災ポーチを作り日頃から数日分持ち歩いたり、自宅で被災した時にいつでも持ち出せるように袋に入れて玄関先に置いておくのも1案です。

 

薬を備蓄する際は、薬の使用期限切れを防ぐために定期的に薬を入れ替えましょう。薬を備蓄する際は、袋に薬をもらった日付を書いておけば、古い薬と新しい薬を見分けることができます。薬の中には、使用期限が短かったり冷所保管が必要なものがあるので、薬を備蓄する際は薬剤師に相談することが望ましいです。

 

お薬手帳

お薬手帳には「自分が飲んでいる薬の名前」「量」「飲み方」「使用法」などが記載されています。災害時に薬がなくなった場合に、医師や薬剤師にとって有用な情報源となります。

 

お薬手帳は薬と一緒に持ち歩くことが望ましいですが、自宅にいることが多い方や、病院の診察券や薬と一緒に保管している方、そもそもお薬手帳を持ち歩きたくない方もいますよね。また、避難する際に薬やお薬手帳を持ち出せないことも災害時にはあり得ます。

 

お薬手帳を持ち出せない・持ち出さないことを想定して、携帯電話やスマートホンにお薬手帳を撮影しておくと、災害時に役立つことがあります。また、常時財布を持ち歩いているのであれば、財布のカード入れにお薬手帳のコピーを折りたたんで入れておくのも一案です。

 

さらに、電子お薬手帳サービス「harmo(ハルモ)」というシステムがあります。このサービスを利用すれば、高齢者だけでなく、家族全員の薬の履歴をスマートホンで管理することができます。

harmo(ハルモ)は、電子お薬手帳(電子おくすり手帳)サービスです。お薬の履歴をカードやスマホアプリで簡単に管理ができ…

 

しかし、これらのお薬手帳のデータの持ち方には、財布の紛失や携帯電話やスマートホンの故障、電源がなくなった場合は、お薬手帳の記録を確認することができない、というデメリットもあります。

 

以上を考慮して、高齢者本人だけではなく、家族や高齢者を介護・介助されている方は「災害に備えてどのような薬の管理方法が望ましいか」を事前に検討しておくことが大切です。

 

ウェットティッシュ

ウエットティッシュは除菌のものを入れておきましょう。

 

災害時は断水などで十分な手洗いができず、感染症になりやすいためです。また、災害時は生活環境や生活習慣が変化するため、ストレスや栄養の偏り、睡眠不足になどで免疫力が低下してしまいます。特に高齢者は免疫力が落ちると感染症になりやすいです。

 

食事の前や排泄後には、ウエットティッシュで手をきれいに拭きましょう。また、大判のウエットティッシュであれば、手だけでなく体を拭くことができます。

 

なお、ウエットティッシュには、ウエットティッシュ用のふたを別途準備して使用時に取り付けられるようにしておくと、取り出しやすく乾燥を防ぐことができます。

 

 

入れ歯洗浄剤

入れ歯をお使いの方は、入れ歯洗浄剤を入れておきましょう。

 

入れ歯洗浄剤には水を使うタブレットタイプのものが主流ですが、災害時には水のいらない入れ歯洗浄シートがおすすめです。

 

災害時には、私たちが当たり前のように行っている歯磨きやうがい、入れ歯の洗浄などの口腔ケアが難しくなります。また、災害時はストレスや極度の不安や緊張感などで唾液の分泌が少なくなり、口腔内の口の中が不衛生になるだけではなく、免疫力の低下につながります。

 

特に高齢の方は、最近やウイルスが体に侵入して体調を崩したり、誤嚥性肺炎などの病気に繋がる可能性があります。入れ歯を洗浄はもちろんのこと、水やお茶でうがいをすることが大切です。

 

 

まとめ

・大人用紙おむつ(または簡易トイレ)

・めがね・老眼鏡

・常備薬・服用中の薬

・お薬手帳(本体またはお薬手帳を撮影した画像)

・入れ歯洗浄剤

 

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