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【赤ちゃんの防災グッズ】最低限必要なものリスト一覧

 

自然災害の多い国日本。いつどこで災害が起きるかわかりません。小さな赤ちゃんの命を守る備えはできていますか?

 

「備えると言っても、どんなものが必要なんだろう…」と思う方もいらっしゃると思います。

 

そんな方のために、赤ちゃんの防災グッズで最低限必要なものをご紹介します。

 

 

赤ちゃん・乳幼児に必要な防災グッズ

赤ちゃん・乳幼児に必要な防災グッズを場面別に一覧(リスト)にまとめてみました。

 

この記事の「赤ちゃん・乳幼児」は、0歳〜1歳半(離乳完了期まで)を想定しています。

 

・携帯(本人または付き添い人(家族含む)普段から持ち歩くもの)

・一次(防災リュックに入れて持ち出すもの)

・二次(家に置いておく備蓄品)

 

品名

携帯

一次

二次

飲料水

紙おむつ

おしりふき

母子手帳・保険証のコピー

着替え

抱っこ紐(またはおんぶ紐)

チャック付きビニール袋

防臭袋

ベビーフードやおやつ

ミルク(粉ミルクまたは液体ミルク)

ほ乳瓶

バスタオルや大判ストール

スプーン・紙皿・紙コップ

ガーゼ

 

 

 

こちらはあくまでも目安なので、月齢や発達に応じて必要なものは変わってくるでしょう。また、携帯するものや防災リュックに入れておくものとなると量が限られてきます。

 

一般的に背負って歩ける重量の目安は、成人男性で約15kg・成人女性で約10kgと言われています。赤ちゃんを抱っこ(またはおんぶ)するとなると、荷物として運べる量はさらに少なくなります。優先度を考えながら必要となる場面を想像して備えることがポイントです。

 

 

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赤ちゃん・乳幼児に必要な防災グッズを1つずつ説明

飲料水

飲料水は普段から水筒などに入れ、赤ちゃんの分も持ち歩くようにしておくといざという時安心です。

 

防災リュックに入れておくものや備蓄しておくものとしては、調乳にも使える軟水がよいです(日本の水増水は軟水)。

 

ただし、スーパーやドラッグストアなどで売られているペットボトルの水は、賞味期限は半年から1年半程度です。そのため、気がついたら賞味期限切れになる可能性があります。

 

ですので、防災用の飲料水(防災リュック・備蓄用)は、賞味期限が長い「保存水」を用意することがおすすめです。

 

 

飲み水は「大人1人あたり3 L/日を目安に備蓄しましょう」と言われています。

 

赤ちゃんに必要な水分量の目安は、新生児で約500 ml/日〜1歳児で約1300 ml/日となっています。

 

月齢に合わせて、最低3日分を防災リュックに用意できると安心です。

 

 

紙おむつ

災害時は衛生用品が届くまでには時間がかかることがあります。

 

そのため、防災リュックには紙おむつを3日分程度入れておけると良いですね。

 

自宅の備蓄でも1週間分程度用意しておけると安心です。

 

紙おむつは成長によりサイズが変わってくるので、適宜見直すようにしましょう。

 

 

我が家では、紙おむつを2パック以上、自宅に備蓄するようにしています。

2パック目の紙おむつを開けたら、必ず買い足すようにしています(ローリングストック)。

 

 

おしりふき

 

紙おむつ同様、衛生用品は手元に届くまで時間がかかります。

 

おしりふきがあれば、お風呂に入れない時や水が使えない時に体を拭くこともできます。

 

赤ちゃんが大きくなっても、食事の際に手を拭いたり、汚れたところを掃除したりと何にでも使えるので多めに備蓄しておくと安心です。

 

 

なお、おしりふきを携帯または備蓄する際は、事前にふたをつけておくことをおすすめします。

 

ふたをつけておくと、おむつ替えの時におしりふきが取り出しやすくなります。

 

また、機密性が高まるので、おしりふきが乾燥するのを防ぐことができます。

 

 

母子手帳・保険証のコピー

かさばるものではないので、コピーをとって普段から携帯しておくといざという時役に立ちます。

 

母子手帳は、子どもの出生時の記録と予防接種の記録のページをコピーしておきましょう。

 

もし、服薬している場合は、おくすり手帳のコピーをとっておくとよいでしょう。

 

我が家では、予防接種が終わった日に予防接種の記録のコピーをしています。

乳幼児期は数ヶ月に1回の頻度で予防接種があるので、コピーを差し替えるついでにおむつ防災リュック等の中身を見直すことができます。

 

着替え

月齢や季節によって必要なものが変わってきます。

 

肌着を多めに用意し、防災リュックの中身などはこまめに見直すようにしましょう。

 

 

我が家では、1サイズ大きい服と肌着を防災リュックに入れるようにしています。

(今着ている服のサイズが70cmの場合は80cm)

子どもの成長は早いので、災害時にサイズが小さくて着れない場合があるためです。

 

 

抱っこ紐(またはおんぶ紐)

ベビーカーで出かける際や赤ちゃんが歩けるようになってからでも、普段から使っている抱っこ紐(またはおんぶ紐)を携帯しておくといざという時安心です。

 

抱っこ紐は予備があれば防災リュックにも用意しておきたいところですが、機能性が高い抱っこ紐は高価ですし、置き場所のスペースを取ります。

 

4m程度のさらしを防災リュックに入れると、いざという時におんぶ・抱っこ紐として使うことができます。

 

ただ、このやり方は日頃からやっていないと難しいので、興味があれば「さらしおんぶ」などで検索してみてください。

 

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チャック付きビニール袋

濡れてしまった服を入れたり、食べかけのものを入れたりなど、普段から持ち歩いておくと何にでも使えて便利です。

 

 

防臭袋

使用済みのおむつを入れるのに使います。

 

一般的なチャック付きビニール袋では、おむつのにおいが漏れてしまう可能性が高いです。特に暑い時期はにおいが発生しやすいです。

 

ですので、防臭袋はおむつと一緒に携帯、備蓄することをおすすめします。

 

私は「BOS(ボス)」の防臭袋を使っています。

 

 

 

ベビーフード・おやつ

ベビーフードはそのまま食べられる瓶詰めタイプなどが便利です。普段から食べ慣れたものを用意しておきましょう。

 

備蓄量の目安は防災リュックに3日分、自宅に1週間分です。

 

 

ミルク(粉ミルクまたは液体ミルク)

 

普段母乳育児をしている方でも、災害時はストレスなどから母乳が出にくくなることがあります。

 

そのため、粉ミルクまたは液体ミルクを用意しておくことをおすすめします。

 

液体ミルクは調乳せずそのまま飲めるので大変便利です。しかし、賞味期限が粉ミルクに比べ短いので注意が必要です。

 

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ほ乳瓶

災害時は断水などにより、ほ乳瓶の洗浄・消毒が困難になる可能性が高いので、使い捨てタイプのものが便利です。

 

使い捨てのほ乳瓶で「チューボ「Chu-bo」」という商品があります。

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なお、明治ほほえみのらくらくミルク(液体ミルク)では、缶に直接取り付ける専用アタッチメントがあります。

赤ちゃん

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バスタオルや大判ストール

おくるみや掛け布団、オムツ替えマット、授乳ケープなどにも代用できます。

 

余裕があれば用意できると良いでしょう。

 

 

スプーン・紙皿・紙コップ

スプーンは赤ちゃんに食べさせやすい小さめのサイズで使い捨てのものが便利です。

 

ほ乳瓶がなかったり消毒できない時は、紙コップなどを使ってミルクを飲ませる「カップフィーディング」という方法もあります。

 

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ガーゼ

顔を拭くだけでなく、けがの手当てや赤ちゃんの歯磨きなどにも使えます。

 

 

赤ちゃんがよちよち歩きするようになり靴を履くようになったら、防災リュック(一次)に靴を入れておきましょう。

 

靴を入れておくことで、赤ちゃんを抱っこ(またはおんぶ)で避難する時に足を守ることができます。

 

我が家では、通常履かせている靴のサイズより「1サイズ大きい靴」を防災リュックに入れています。

(今履いている靴のサイズが12.5cmの場合は13cm)

子どもの成長は早いので、災害時にサイズが小さくて履けない場合があるためです。

 

 

赤ちゃん・乳幼児と避難するときの注意点

避難は抱っこ紐(またはおんぶ紐)で

避難する際にはベビーカーではなく、抱っこ紐またはおんぶ紐を使って避難するようにしましょう。

 

災害時に建物内で被災した場合、エレベーターの使用はできず、階段を使うことが想定されます。

 

また、がれきの中を避難しなければならないことも考えられます。そのため、ベビーカーでの避難は第一選択肢にはなりません。

 

抱っこ紐またはおんぶ紐を使うことにより、両手があき、安全の確保につながります。

 

 

抱っこよりおんぶをしよう

近年は抱っことおんぶが両方できる、機能性が高い抱っこ紐が販売されています。

 

赤ちゃんを連れての避難は、抱っこよりおんぶをすることをおすすめします。

 

理由は、抱っこをして両手があいたとしても、避難時に前や足下が見えにくくなり危険なためです。

 

普段は楽な方法で抱っこしてもおんぶしても良いのです。しかし、おんぶを全くしたことがないと、親がおんぶできないだけでなく、子どももおんぶのされ方がわからず背中にしがみつけない場合があります。

 

いざと言う時のためにも、赤ちゃんの首がしっかりとすわり、自分で首を動かせるようになってから、おんぶの練習をしてみてください。

 

なお、赤ちゃんがよちよち歩きができるようになり靴を履かせている場合は、抱っこ紐(またはおんぶ紐)を使っていても、けが防止のため靴は履かせておきましょう。

 

 

我が家では、赤ちゃんが首がすわってから、昔ながらのおんぶ紐を使って家事をしています。

機能性が高い抱っこ紐に比べて安価だし、取り外しが楽です。

おんぶ紐をすると両手があくので家事がはかどります。おんぶしたまま寝かしつけることもします。

 

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私は外出時にnapnapの抱っこ&おんぶ紐を使っています。

コスパ良し&メッシュ素材&小柄な方に超おすすめです!

赤ちゃんの背中部分に大容量ポケットがついていて(取り外し可)、近所なら手ぶらで出かけられます。

 

 

 

以下のおんぶ紐は、自宅で子どもの寝かしつける時や家事をしている時に使っています。

眠った子どもをおろす時は紐をとくだけなので、さっと布団におろすことができます。

 

 

大人も赤ちゃんも気分転換を

普段と違う場所で生活するのは赤ちゃんにとってもストレスです。

 

可能であれば、気分転換できるように、お気に入りのおもちゃや絵本なども用意しておくと良いでしょう。

 

災害時、通常とは異なる生活をしなければならないのでストレスがかかるのは当然のこと。

 

大切なのはお母さんが無理をせず、心身ともに健康でいることです。それが赤ちゃんの安心・健康にもつながります。

 

 

まとめ

 

いつ災害にあってもおかしくないという気持ちで、普段からシミュレーションしておくことが大切です。

 

備蓄用品については、日常で使って慣れておくと安心ですね。また、賞味期限などを定期的に確認しておくようにしましょう。

 

リストを参考に、各ご家庭に合わせた防災グッズを用意してみてくださいね!

 

 

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